ジャワで一般的に生産されるガラスビーズの素材はすべて使用後に廃棄された窓ガラスや瓶などのガラス製品を再利用のために収集・流通されたものです。

目的の色調の素材ガラスを作り上げるために、まず混合すべき複数の色ガラスの破片を在庫から選別し混ぜ合わせ、色調調整のための特殊な染料を加えてガスバーナーで加熱し融解します。まんべんなく融解された状態になったら溶けたガラスを棒状に引き延ばしてビーズ作成のために必要な「ガラスロッド」に仕上げます。

 

できあがった「ガラスロッド」です。長さは2~3mです。

 できあがったガラスロッドを使って丸いガラスビーズを作成しているところです。画面左端の砂利にさしてある鉄製ロッドの上部に塗られている白いものは「離型剤」といって、出来上がったガラスビーズが鉄製ロッドから容易に外すことができるようにするためにあらかじめ塗布してあります。

 

 ガラスビーズの生産風景です